2014年7月13日日曜日

Mac: コマンドによるThunderbird のバックアップとリストア

以下の手順によりコマンドでバックアップとリストアする方法を説明します。なお、バックアップ対象は以下の通りでこれらの手順でリビルド時等にバックアップしたときの状態に復旧できます。

バックアップ対象:

プロファイルをバックアップする事で以下の対象がバックアップできます。
  • すべてのメールアカウントのプロファイルとそのパスワード
  • メールコンテンツ(ローカル)

バックアップ手順:
概要:
  • Thunderbirdのプロファイルディレクトリの確認
  • 指定パスへのプロファイルのバックアップ

詳細:

Thunderbirdのプロファイルディレクトリの確認
  1. Run Terminal
  2. cd ~/Library/Thunderbird/Profiles
  3. ls
  4. .defaultと拡張子がついたファイルがプロファイルとそのローカルコンテンツを含んだファイルになります。例:pr1cde0f.default

指定パスへのプロファイルのバックアップ
以下の場合は、Documentsフォルダへ上記の例であげたプロファイルをバックアップする方法です。
  1. cp -R ~/Library/Thunderbird/Profiles/ab7cde1f.default ~/Documents/pr1cde0f.default


リストア手順:
先にDocumentsフォルダへバックアップしたプロファイルを例にして説明いたします。

概要:

  • Thunderbirdを起動しデフォルトプロファイルの作成(自動)
  • リストア時にバックアップしていたプロファイルを新プロファイル名へファイルをコピーする。

詳細:
  1. 一度Thunderbirdを起動する。設定はしない。起動したら終了する。
  2. cd ~/Library/Thunderbird/Profiles
  3. ls
  4. プロファイル名を確認し控える。(例:pr2cde0f.default )
  5. 既存のプロファイルを削除する。
    rm -R pr2cde0f.default
  6. バックアップしておいたプロファイルを既存のプロファイル名でコピーする。
    cp -R ~/Documents/pr1cde0f.default ~/Library/Thunderbird/Profiles/pr2cde0f.default
  7. Thunderbirdを起動して、メールが見れるか確認する。
以上で終了です。

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