原因:
1.
Google Chromeと連携して動作するコンポーネントが更新された。
- 例えば、Flash Player → 更新版またはChromeオプションでGPUを無効
2.
Google Chrome(Extension)の実行に伴い作成されるファイルに影響するアプリをインストールしている。
- 例:一時ファイル等の掃除ソフト(Cclean)、ウィルス対策ソフトウェア → メーカー問合わせ → ファイルスキャンからの除外または、更新
- 事例:CCleaner proceeds to corrupting Chrome's settings file. 12, 2013
3.
Google Chromeの通信に影響を与えるソフトウェアがインストールされている。
- 例:ウィルス対策ソフトウェア → メーカー問合わせ → 除外設定、または更新
- 事例:Google Chrome V33利用時、特定のページ(HTTPS)を表示することができなくなる件について 2, 2014
4.
OSの機能が関係している。
- Windows Vista以降に付加されたUAC機能によりUACに対応していないアプリは管理者権限でないと動かなくなっている場合がある。UAC(ユーザアカウント制御)の解除 又は → OSメーカーのヘルプおよびGoogle Productforum
個人で行うトラブルシューティング:
- 基本:最小構成で実行してみてどうか確認する。
- Chrome エクステンション(chrome://extensions/)を全て無効
- Mac(PC)をセーフブート+ネットワークで起動(上記で上げた3番までの項目が念のため動作停止していることを確認し、再現性はあるか、安全と思えるサイトhttps://www.google.co.jpへアクセスできるか?失敗 → 次に進む
- その他プロセスがChrome実行の為に必要なファイルを掴んでいないかをファイルモニター等のユーティリティで確認し問題を特定する。→ 除外したり、プロセスを停止する。
※アプリ側から停止してもサービス(デーモン)が何らかの理由により動作している場合があるため、OS側のサービス(デーモン)表示画面から停止することがポイント。
その他の原因:
- 設定を誤って変えてしまった。→ GoogleChrome ヘルプ とchrome://settings/
- 空き容量がない(クオータまたは総容量)→ 個人データのバックアップ、Tempフォルダ内のクリア、一時保管更新ファイルの削除
いずれにしてもこれらの現象はリスクとして健在するため、以下のリカバリープランを用意することをお薦めします。
復旧プラン:
- 旧バージョンのインストーラーを保存しておく。→ 外部ディスク
- インストールの前またはインストール後全ての動作確認後、OS含むフルバックアップを保管しておく。→ TimeMachine(Macの場合)、 Symantec Ghost等
- Chromium等のブラウザをインストールし、ブックマークなどをバックアップ、インポートしておく。
補足:
旧バージョンのインストーラーを保管する場合、デフォルトのダウンロード先に保管すると、悪意のあるアプリなどにより改竄され、後日あなたは知らずに利用することになりかねません。
知りたい方は、正常動作しているときにパケットキャプチャー、ファイルモニターなどで調べておくと動作の把握ができ、問題時に比較できます。
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