- ネットワーク的要素による問題
- OS X Mavericks(ただしコマンドtracerouteをtracertと読み替えれば有効な内容です) ※表現は初心者向けに変更しています。
ブラウザ自体の問題、例えば、Chromeでは表示できるが、Safariではできないと言った問題の解決方法ではありません。その場合、Google検索で調べてみたり、Googleやアップルのディスカッションサイトで質問してください。無線LANを利用されている方はこちらも合わせて参照下さい 。( Wi-Fiが不安定になり、繋がりにくくなる、または切断される)想定されるケース:
インターネット、サーバー等が障害またはメンテナンスでダウンまたは切断されている。 → 手順
自宅のルータ及びルータ上のサービス(DHCPサービス等)が何らかの理由によりダウンしているまたは設定不良。 → 手順
ウィルスに感染し機器が汚染され誤動作している → おつかいのルータまたはウィルス対策ソフトメーカーのサポートセンター及びホームページ参照手順:
- まずは、画面下部にあるDockからLaunchpad>その他を順にクリックして、Terminalを起動します。
サイト(インターネット)に繋がらない場合、以下の確認方法で示されているコマンドで指定するサイト名にはあなたが問題を抱えたサイト名(FQDN)や、または安定的に稼働しているだろうと思われるサイト名www.google.comなどに置き換えて実施します。
メールを受信できない場合、サイト名をあなたが使っている受信プロトコル(+サービスポート番号)に合わせ置き換えて操作してみてください。
以下は2014年3月4日現在、利用しているiCloudとGmailの場合です。
iCloud(IMAP4のみ対応)の場合:imap.mail.me.com サービスポート番号は993
Google(Gmail)の場合:IMAPサーバ imap.google.com サービスポート番号は993、POPサーバ pop.google.com サービスポート番号は9952. 以下の確認方法の項にあるコマンドを実行し応答があるか、エラーがあった応答しないなどのメッセージが表示されるかを確認し問題の切り分けを行います。
確認方法:
以下のコマンドを入力し実行します。(尚、_はスペースに置き換えてください。応答が無かったり、エラーが表示された場合は、各コマンドの文頭の番号を引用し、「結果からわかる問題点」を参照してください)
- ping_あなたのルータのIPアドレス(あなた固有の設定)
- ping_サイト名またはIPアドレス
- traceroute_サイト名(FQDN)またはIPアドレス(OS Xの場合)
- telnet_サイト名(FQDN)_サービスポート番号
- 上記でサイト名が解決できない場合は上記サイト名部分をIPアドレスに置き換えてください。また以下のコマンドで名前解決(サイト名からIPアドレスへ)できるかどうか確認します。
- nslookup サイト名
- whois サイト名
サイト名について、通常Webサイトはポート80番(http)、グーグルや、Gmail、Amazonなどは、SSLによる署名がされているサイトなので、ポート443(https)番になります。それらは、URLバー(検索バー)でhttp://(80) またはhttps://(443)のURLで確認できます。結果から分かる問題点:
- pingであなたのルーターから応答が返ってこなければ、ルータを含むそれまでの経路上の問題です。この場合ケーブル、無線LAN、無線LANのチャネル設定、ネットワークインターフェイスなどが想定されます。(ネットワークインターフェイスは2つの方法で確認できます。割り当てられたIPアドレスへのpingとloopbackアドレスへのpingで確認できます。OS X Mavericksの場合、loopbackが有効になっていないので必要に応じて有効にする必要が有ります)
- pingでサイト名またそのIPアドレスからの応答が返ってこなければ、サーバーへのICMPが経路上のどこかでブロック設定されているか、サーバーが落ちているかエラー内容により確認できます。
- tracerouteでそのサイト名またそのIPアドレスまでの経路情報が表示され、たどり着けない場合はこれで障害ポイントを見つける事が出来ます。
- telnetでportに接続できなければ、サービスが落ちている、設定が不足または設定されていない、または途中サービスポートの通信を妨げる機器があるなどの原因が考えられます。(普通動いていれば接続できます。ログアウトする場合は通常"^]"を入力します。)
- nslookupでサイト名を名前解決が出来ない場合、設定されたDNSサーバーがダウン、DNSアドレスの消滅、DNSサーバ名が間違っている、DNSクライアント設定が間違っている、DNSクライアントデーモンが停止しているなど考えられます。
- whoisでサイト名が存在する事を確認できない場合、すでに何らかの理由(サービス廃止、統合、変更)によりそのサイトは廃止されています。
例:
ping 192.168.111.1
ping imap.gmail.com
traceroute imap.gmail.com
telnet imap.gmail.com 993
nslookup imap.gmail.com
whois gmail.com
補足:
- 上記コマンドラインの後ろに”> ~/Desktop/ping www.google.co.jp_hizuke.txt”などで結果をファイルに保存することもできます。
- man pingなどでpingのオプションコマンドを参照できます。終了するにはq, ctrl+vを押下。画面をスクロールする場合は、コマンド+上下矢印キーを押下することでできる。
- コマンドが動作しない場合、コマンドへのアクセス権を制限されている、アプリケーションファイアウォールでコマンドがブロックされている等が考えられます。またまず無いと思いますが、コマンドファイルに実行権限がないなどが考えられます。
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